【中央レッドスターズ杯】
5年生以下による今シーズン初めての大会。
初戦の相手は西原学童さま。
低学年の時から対戦し負け続けている相手で、今大会優勝候補の強豪チームです。
試合前から涙を流す選手、緊張でトイレに駆け込む選手…
あれ?やはり普段とは違う緊張感が漂っているようで。
去年優勝した先輩たちも応援に駆けつけ背中を押してくれます。
先発はエースのセイスケ。
試合前の緊張がウソのようにマウンドに立つと堂々のピッチング。
味方のエラーがあったものの、抜群のコントロールで相手上位打線を無失点で抑えます。
あれ?チームとしては最高の立ち上がりなのに、エラーして涙する選手が。
すかさず監督から雷を落とされる始末
野球は1人でするのではなく、仲間のミスをカバーしながらみんなで戦うもの。
そーゆーとこだぞ息子(怒)
1回裏、先頭のルキヤが「俺についてこい」とばかりに強烈なヒットで出塁。
すかさず盗塁を決めると、2番ユウトの内野安打の間に、ルキヤが一気にホームイン。
ルキヤの好走塁で貴重な先制点をもぎ取ります。
その後も1アウト3塁2塁と追加点のチャンスでしたが、監督の雷で感電してたのか?
コウタがエンドラン失敗で痛恨のダブルプレー。
チャンスを潰し、そしてまたまた涙…
直後に同点に追いつかれるものの、2回裏、フォアボールのランナーを3塁に置いて9番タクト
このバッター打つ気あるのか?…と見せかけての巧みなバットコントロールでセカンドの頭上をしぶとく越えるタイムリー
こういう選手が相手にとっては一番嫌な存在
ブルマリにとっては大きな大きな1点に。
タクトの粘りで上位打線に回ると、2アウト2塁1塁から2番ユウト
逆方向に完璧に捉えた打球は外野の守備を深々と破る3ランホームラン
5対1と主導権をがっちりと掴みます
しかし簡単に勝てないのが学童野球。
こういう時に大事になるのが、当たり前のことをいかに当たり前にやり抜くか。
練習通りのプレーができるかどうか。
心のどこかで「勝てる」という気持ちがあったのかもしれない。
ちょっとした心の隙がミスに繋がり、こちらに傾いていた流れが徐々に相手の方へ。
フォアボール、エラーでランナーを貯めての長打を許す悪循環で終盤にまさかの5失点
逆転を許してしまいます
1点を追いかける最終回、ノーアウト満塁と一打逆転サヨナラのチャンスで4番カツミを迎えますが…
強烈な打球は不運にもサード正面となり痛恨のダブルプレーに
そして試合中に涙を流し、エラー連発で泣きっぱなしの5番コウタに打順が…
名誉挽回と行きたいところでしたが、やはり野球の神様はそんな選手に味方をしてくれません。
ピッチャーフライでゲームセット。
5-6。逆転負けを喫し、悔しい悔しい初戦敗退となりました。
1つのミスの重み。流れの怖さ。
そしてどんな状況でも乱されない心の強さの重要性。
この負けを無駄にしないよう、練習あるのみだね。
西原学童さんは素晴らしいチームで学ぶべきことがたくさんありました
ぜひ頂点まで駆け上がってください。
そして運営いただいた熊本中央レッドスターズの皆さまありがとうございました。